当院では令和5年度7月に3次元解析装置(光干渉断層計「RS-3000Advance(NIDEK社)」)を新たに導入致しました。
光干渉断層計(OCT)は、網膜の断層画像(OCT画像【*1】)を撮影する眼科医療機器になります。
痛みはなく、検査時間も短く、患者様への負担がとても少ない検査が可能です。
加齢黄斑変性や糖尿病黄斑症などの黄斑の病気や、緑内障など、 さまざまな病気の診断に対して大変有用です。
非常に高精細な画像が得られますので、これまで以上に精密な診断が行えるようになりました。
【*1】OCTとは、Optical Coherence Tomographyの略で、光の干渉性という性質を利用して、
物体内部の様子を断層画像として撮影するための技術です。
眼科医療機器としては、赤外光の照射により網膜の断層画像を撮影する検査装置を言います。